縮絨スタート

今年も遂に?縮絨(しゅくじゅう)の季節がやってきました!
 
縮絨(しゅくじゅう)は、お湯に浸け揉み込むことで
シルクを除く動物系繊維がふわっと起毛したり
整ったりして、生地の風合いが良くなるためにする
肉体労働に近い作業です
 
特に市販されている毛糸玉などと違い
機織りで使う糸の長さ的に、市販品では間に合わないので
太巻の工業糸を使うことが大半です
その工業糸は糸を作る過程で油分などが含まれていて
そのお陰で織りやすいけど生地がゴワっとする事も多く
お湯で洗剤を入れ揉み込むことで不要な油分が取れて
繊維本来のふっくら感を取り戻せるというものです
なので基本獣毛は縮絨をします
植物系繊維も水通しなどをします
同じく工業的に作られてるのでキレイに洗って
繊維を整えてからお出しします
 
※工業糸が汚れてるのではなく、製造過程で必要な状態で
後から洗い落とす前提で糸が作られています
一方手芸店に並ぶ毛糸は風合い重視なので既に洗われて
フワフワの状態の場合が殆どです
 
今回は15本!!
主に足跡ミニマフラーたちです
この時期が来ると終盤戦に差し掛かった感じ
想定より早めに動いてるので、空いた時間は
もう少しスイカストール織ろうと思ってます
#天仙工藝 #手織り #機織り #足跡マフラー #weaving 

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