綜絖通しという苦行

本数自体はさほど多くないのに、毎回苦労する
それが綜絖通し(そうこうとおし)です

綜絖(そうこう)と言うのは、機織りにおいて
模様を作り出す重要な部分です
織り機の規模にもよるけど、一般的なもので
2~8枚を使用出来る事が多いです
仮に模様が一切ない無地の「平織り」であっても
1番と2番の綜絖に1本ずつ糸を通して
1,2,1,2…と上げ下げしないと織れません

織りたい模様に合わせて通す順番が決まっていて
今回は7枚の綜絖を使用
121345654767456543121
こんな感じで糸を通す順番になっています

この作業が苦手な私には大変な苦行です(笑)
通し間違う可能性以外に、物理的に腰を曲げて
長時間行う作業なので体勢が大変で…
暫く通したら体を起こして暫く休んでの繰り返し
今日は3時間の作業で出来たのはおおよそ半分
どんなに便利なデジタルで進行を管理しようとも
手の甲にカンペを用意しても進みません

明日は休もうと思ってたけどこれは休めないぞ?(笑)
私の苦行はあと1日続く…
#天仙工藝 #手織り #機織り #広幅ストール #weaving 

コメント

タイトルとURLをコピーしました