白鳥織り試作

 

まず最初に、このやり方が正しいのか間違ってるのか分かりません
既に出来上がっている白鳥織りの生地を写真で見ただけで
現物を見たわけではないし、作り方を習った訳でもなく
『今自分の環境でできる織り』で再現しようとしています
使用しているのは

  • 工場生産された黒のシルク糸2/120×2(縦横)
  • 水鳥の羽毛(ダウンのみ)
それ以外は科学的なものは一切使わず、糸を紡がず
どんな感じに出来る、出来て行くのかの過程を記録
白い羽毛に対して視認しやすい為に黒糸で織っていますが
実際織る時は縦横共に糸は白になります(番手などは同じ)
羽毛はそのままだと、ちょっとした呼吸の風だけで
フワッと舞い上がり部屋中に落ちて大変な為
扱いよくするために水につけて湿らせてからのスタート
ただし水鳥が水鳥であるように、水になかなか浸りません
根気よく押すように何度も水に沈めて時間をかけて浸透
多分科学的に言えば、ごく僅かなリンスなど
界面活性剤が入ったものを混ぜた水に浸すことで
浸透率は格段と上がるはずですが、それをすると
昔の技術ではなくなってしまうので水のみの使用とします
青い糸で区切ってるのは、羽毛をいれる間隔の違いなど
また2本めの青い糸までは細い綿棒を使って差し入れて
横糸を打ち入れるやりかたにしてますが2本目以降は
ネイル用の先端が極細になってるピンセットで
湿らせた羽毛を拾い適度な位置で差し入れた場合の違い
織る時に織り手から見えてる面が裏面
毛がモコモコの面が一応表面
なんでコチラがわだけモコモコになるのか不明だけど
フワフワで暖かそう(笑)
ただちょと見栄えがどうなのか、その正解も分からず
ピンセットで拾ったほうが表面も良いような??
なにぶん今日人生で初めての白鳥織りで技術も伴わず
まだ全てを判断するには早すぎる状態ではあるので
織れるだけ織って、自分のやり方を模索したい所です
この僅か数十cmの間にどれだけの何かが得られるかな?
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