羽子板考察2

昨日の事になるけど、本当に有難い事に「羽子板」と言ってたら
織り部屋にいつも来て下さってる丹後織り作家の登喜蔵さんが
羽子板を実際に使われている作家さんを呼んでご紹介いただき
直接必要性や疑問点の質問をさせて頂ける機会に恵まれて
私の疑問に関しては無事解決ました!

羽子板は写真の通り穴が平行ではなく互い違いにズラして配置
非常に効率が良いアイテムなのは先日も書いたところ。
それを18本それぞれ綜絖や筬に通すので捻れないよう
通す時に1本1本分けられる様にする為の綾を取る作業が必要です。
(写真3枚目が綾の仕組み※手書きなのでガクガクしてる(笑))
で、この互い違いの穴の配置を利用して写真3で言う赤糸の向きか
青糸の向きかを作っていける(どの穴がスタートかは自由?)のと
常時綾を保つのではなく、黒丸(杭)にかける時に拾えばいいので
めちゃんこ効率UPしまくれるチートアイテムに化けそう!!!

今日実際整経がどうなったかと言うと、4本でスタート
今まで2日掛かってた整経が、3時間で予定以上の約700本出来てしまい
当初の予定を変更して広幅のシルク×カシミアになりそうです
いつもより4倍も早く終わるとか聞いてないよ〜!!(笑)
一度に引く糸の数だけ最初の糸巻き準備が必要だけど
その作業だけでめっちゃ効率改善するなら背に腹はかえられないしね。

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