まずは長い前置きを(笑)
織りをしてると、一部の縦糸に張りが足りない場合があります。
そんな時に緩い部分に重しをぶら下げて張りを均一化する
方法を学んだのは織りの教室に行ってた時の事。
「しずわ」という陶器で出来た輪っかで
いろんな大きさや厚みで重さが変わってる模様。
「いつか自分の家で織るようになったらしずわ欲しい」
そう思ってました。
2年ほど前京都へ行く機会があり、そのまま稲垣機料さんへ
その時は細い縦糸を張る為に使うムカデという道具を
注文する為に行って他にもあれこれ質問したり相談したり。
一通り予定が終わって、そろそろお暇しようとしたところで
段ボール箱に無造作に入れられた各種サイズのしずわたち
私「しずわ！これって何個単位での販売ですか？」
稲「何に使いはりますの？重し（糸の張り）に？」
私「そうです〜これで習ったので」
稲「それならしずわやのうて、ホームセンターのでもええですよ
うちのより安済むしね(笑)重さも細かく決められてええですよ」
その言葉を聞いてから色々方法を模索してました。
ホームセンターには確かに工具で重しになりそうな物が沢山ある。
1）糸摩擦が少なめな物
2）重さが調整できる
3）安価で調達可能
この辺りをメインに色々試した結果、私が現在行き着いてる答えは
S字フックとネジの組み合わせに至りました。
（S字フックを使わず、紐とネジでもOK）
・S字フックは使いたい糸に引っ掛けやすく摩擦少なめ
・ネジは1つは軽いけど希望に合わせて個数を増やせる
・めっちゃ安い（ネジ50個で540円〜、S字フックは2〜4本100円〜）
本当ならこれらを使わず最初からしっかり機上げ出来れば良いのだけど
どうしても上手くいかない時もありますのでな…
いろんな救済手段は準備必須なんです(笑)
今後も模索はしていきますが、大体この辺りで落ち着きそうな予感！
ネジの数増やして重さ微調整出来るの本当便利で良い！！
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