まぁちゃんのセーター・松喰鶴文

袖のデザインはなんとなく決まったので
次は前後の身頃を決めねばなりません。

元々まぁちゃんは、自身でされているお商売で使われている
鶴丸のデザインがあり、その紋を入れて欲しいと希望。
最初それは前身頃に入れようかと思いつつ
私的にはせっかく和物を扱う方なので、洋柄のセーターではなく
和柄を洋柄に見せるようなセーターにしたくて。
でも洋柄以上に和柄には知識がないので思い悩んでたら
『和の文様辞典』の著者、石崎先生から
「『松喰鶴文(まつぐいつるもん)』だったら
皇室関連の衣装のデザインと同じ高貴な配置になるよ」
とナイスなアドバイスを頂いてGoogleってみると
松の枝を咥えた鶴が2匹向かいあうデザイン!
私が編んだトナカイが2匹向かい合うセーターをまぁちゃんが見て
気に入られてお声がけ頂いた経緯もあり、この配置願ったり叶ったり!
速攻採用した(笑)

構図的には古代からある物なので著作権はないけど
誰かの図案を真似るわけにはいかず、久しぶりに図案起こしした〜
首の長さや松の枝はまだ手直しが必要なので、この画像は
初期段階のもので改変した物がセーターになります。

だんだん形になっていくのたまらんね。
早く編みたいけど、デザイン念入りにしないといけないし
焦るな焦るな急がば回れ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました